クラウドからオンプレミスまで、サービスの土台に潜む脅威を網羅的に洗い出す。 プラットフォーム診断

インフラ構築・運用のプロフェッショナルが提供する、実践的なセキュリティ強化

OS、ミドルウェア、ネットワーク機器に潜む脆弱性や設定不備を、インフラエンジニアの視点で徹底的に精査します。
クラウド環境に精通したアピリッツだからこそできる、システムの稼働に影響を与えない現実的かつ安全な改修プランをご提案します。

POINT アピリッツの3つの安心ポイント

DETECTION プラットフォーム診断で検出される主な脆弱性

当社のプラットフォーム診断では、OS、ミドルウェア、ネットワーク機器を対象に、最新の診断ツールと専門家の知見を組み合わせた徹底的な調査を行います。システムの基盤となる部分に潜む脆弱性や設定不備を、以下の多角的な視点から検出・評価します。

1. インフラストラクチャの基本診断項目 全4項目 検出項目を見る 閉じる

システム全体のセキュリティベースラインを評価し、根本的な欠陥や意図しない設定不備を洗い出します。

1. インフラストラクチャの基本診断項目
検出項目 検出内容
不要ポートの開放 ポートスキャンにより通信可能なポートを網羅的に確認します。外部からの接続を意図していないオープンポートや、第三者に仕掛けられたバックドア等の不審なサービスが稼働していないかを検出します。
脆弱なソフトウェアの利用 検出したオープンポートへ実際に接続を試み、サーバから取得したバナー情報(応答メッセージ)等に基づき、ポートを待ち受けているOSやミドルウェアの種類・バージョンを推定します。結果として、既知の脆弱性(CVE等)を含むバージョンのソフトウェアが利用されていないかを検出します。
設定の不備 診断ツールに搭載された最新のシグネチャに基づき、サーバやネットワーク機器の設定不備を確認します。推測可能なパスワード(システムの初期パスワードの放置など)や、意図しないシステム情報の公開といった人為的な設定ミスを検出します。
プロトコル固有の脆弱性 DNS、FTP、SSH、POP、SMTP、TELNET、SSL/TLSなどの各プロトコル固有の脆弱性を確認します。プロトコルを扱うソフトウェア自身の欠陥だけでなく、非推奨の脆弱な暗号化アルゴリズムが許可されていないか等を検出します。
2. インターネット公開環境(FQDN・グローバルIP)特有の高度な検出項目 全5項目 検出項目を見る 閉じる

NmapやNessusなどの高度な診断手法を用い、外部(インターネット側)から攻撃者の視点でスキャンを実施することで、グローバル環境ならではの実践的な脅威を検出します。

2. インターネット公開環境(FQDN・グローバルIP)特有の高度な検出項目
検出項目 検出内容
FQDN・DNS関連の固有リスク DNSサーバの設定不備に起因するゾーン転送の許可や、解約済みの外部サービスを向いたままのCNAMEレコードを悪用される「サブドメインテイクオーバー(乗っ取り)」のリスク、DDoS攻撃の踏み台として悪用される「オープンリゾルバ」状態などを検出します。
内部IPアドレスやシステム情報の漏洩(Information Disclosure) HTTPレスポンスヘッダへのプライベートIPアドレス(192.168.x.x等)の混入や、スタックトレース等の詳細すぎるエラーメッセージの表示など、攻撃者にネットワーク内部の構造やシステムのヒントを与えてしまう情報露出を特定します。
管理用インターフェース・不要なサービスの意図せぬグローバル公開 ミドルウェアの管理画面(Tomcat ManagerやphpMyAdmin等)やネットワーク機器のWebUIへの意図せぬアクセス許可を特定します。また、認証不要でアクセス状態にあるデータベース(Redis、MongoDB等)や、匿名アクセス(Anonymous)が許可されたファイル共有(FTP/SMB)等の致命的な露出を警告します。
セキュリティ機器(FW/WAF/LB)の挙動検知と設定評価 特殊なパケットを用いたスキャンに対する応答から、手前にあるファイアウォールのフィルタリングルールを推測したり、背後に存在するWAF(Web Application Firewall)の検知を行います。これにより、防御機構が期待通りに機能しているか、または回避可能な状態でないかを評価します。
証明書(SSL/TLS)の厳密な検証エラー 診断対象のFQDNとサーバが提示した証明書のコモンネーム(CN)やSANの不一致をはじめ、信頼されない自己署名証明書(オレオレ証明書)の露出、有効期限切れなど、安全な暗号化通信の前提を崩す設定不備を詳細にレポートします。

STANDARDS プラットフォーム診断の診断項目

デジタル庁 DS-221「政府情報システムにおける脆弱性診断導入ガイドライン新しいウィンドウで開く」要件対応

OS、Webサーバー、データベース、ファイアウォール、VPN機器などのインフラ層を対象に、
市販ツールによるスキャンと専任エンジニアによる詳細なマニュアル診断を組み合わせた計21項目の調査を実施します。
官公庁や金融機関などで求められる厳格なセキュリティ要件にも対応可能な網羅性を備えています。

見出しをクリックすると、診断項目と診断内容の一覧をご覧いただけます。

診断項目一覧 デジタル庁 DS-221 要件対応 / 全21項目 診断項目を見る 閉じる
インフラ層を対象としたツールスキャンとマニュアル診断の検証項目
No 診断項目 診断内容
1 ポートスキャン(TCP/UDP)
※全ポート対象
外部から接続可能なポートを確認して、不要なポートを解放していることで攻撃に使用されないか診断します
2 バナーチェック 対象サーバーで実行中のサービスに対してコマンドを実行することで、使用されているソフトウェアの情報が表示されていることで攻撃に使用されないか診断します
3 バージョンチェック 対象サーバーで使用されているソフトウェアのバージョンが既知の脆弱性を持っているか診断します
4 ユーザリストの作成 OSコマンド等を使用して対象サーバー内に作成されているユーザーリストを作成できるか診断します
5 ユーザ認証 ディレクトリやファイルへアクセスする際の認証方法を確認し、アクセス制限を適切に行っているか診断します
6 FTP匿名接続調査 匿名アカウント(Anonymous)によるFTP接続が行えるか診断します
7 FTPパスワード簡易推測調査 ID、パスワードが想定されやすいものを使用していないか診断します
8 SSHプロトコルバージョン調査 SSHサービスで使用されているソフトウェアのバージョンが既知の脆弱性を持っているか診断します
9 SSH認証調査 SSH接続時の認証方法を確認し、認証を容易に突破できるような方式をとっていないか診断します
10 SSHパスワード簡易推測調査 ID、パスワードが想定されやすいものを使用していないか診断します
11 Telnetパスワード簡易推測調査 ID、パスワードが想定されやすいものを使用していないか診断します
12 SMTP不正中継調査 迷惑メールの送信に使用することができるか診断します
13 SMTPアカウント簡易推測調査 メールコマンドを使用することで、メールの使用が可能なユーザーリストを作成することができるか診断します
14 POPパスワード簡易推測調査 ID、パスワードが想定されやすいものを使用していないか診断します
15 DNS再帰問い合わせ調査 他のドメインから受け取ったDNSの応答内容を一時的に保存することができ、不正な応答内容を送り込むことで、間違った名前解決が行えるか診断します
16 DNSゾーン転送調査 指定したサーバ以外へのゾーンの転送が行えるか診断します
17 Fingerアカウント情報収集調査 Fingerプロトコルが使用でき、そこからアカウント情報の収集が行えるか診断します
18 HTTPメソッド調査 不必要なHTTPメソッドが使用でき、サーバー情報の確認、改ざん等が行えるか診断します
19 HTTPコンテンツ調査 デフォルトで作成されるような不要なコンテンツを表示させたままにしていないか、そこからサーバー情報が確認できるか診断します
20 HTTPアプリケーションマッピング調査 IISを使用している場合、使用していないファイル形式の拡張子に対してマッピングが有効になっており、それによる改ざん等が行えるか診断します
21 WebDAV/FrontPage調査 アクセス制限、認証が適切に設定されているか、サーバー情報等の取得、改ざんが行えるか診断します

APPROACH 診断方法の種類

お客様のネットワーク環境やセキュリティ要件に合わせて、2つの診断アプローチをご用意しております。

外部診断

リモート診断

  • グローバルIPアドレス経由でインターネットからアクセス可能な機器が対象
  • 外部攻撃者の視点から診断

内部診断

オンサイト診断

  • 企業内拠点からの診断
  • 外部から到達不可能な内部機器も対象

FLOW 診断の流れ

アピリッツは改修後の無料の再診断の対応が可能です。

  1. 01

    ヒアリング・お見積り

    • 対象システムに関してのヒアリングを実施
    • 対象IP数やFQDN数の確認、サイトのシステム構成確認
  2. 02

    診断実施

    • 速報連絡(重大な脆弱性を発見した場合に速報を提出)
  3. 03

    報告書納品

    • 発見された問題点一覧を提出
    • 問題点の改善について、緊急度や必要性を評価
    • 問題点が及ぼす影響の評価
    • すべての問題点について、再現方法提示・具体的な対策方法を提示
  4. 04

    報告会

    オプション
    • 発見された結果を元に報告会を実施
    • 技術的視点からの改善策をご提示
  5. 05

    QAサポート/再診断

    1回無料
    • 診断後、1か月以内に1回無料で再診断を実施(1ヶ月以上での再診断も調整は可能)
    • QAサポートは、メールやSlack等にて対応

FAQ よくあるご質問

診断の対象・範囲

Q推奨する診断環境は本番環境ですか?
プラットフォーム診断においては、実際の公開環境(本番環境)に対して実施するケースが一般的です。ただし、稼働中のサービスへの影響を最小限に抑えるため、負荷のかかる検証は避け、安全に配慮したスキャンと手動確認を実施します。ご不安な場合はステージング環境での実施も可能です。

工期・コスト

Q規模によってコストはいくら?
プラットフォーム診断は、診断対象となるIPアドレスの数に基づきお見積りいたします。最低対象IP数(またはFQDN数)は2つと設定していることで、費用を抑えての提供が可能となっております。
Q急いでる案件でも対応できる?
はい、リソースの空き状況によりますが、「最短2日での着手」が可能な場合がございます。リリース直前の緊急対応などもご相談ください。

結果・報告

Q見つかった脆弱性の修正アドバイスもしてくれる?
はい。OSやミドルウェアのバージョンアップ、不要ポートの閉塞、設定ファイルの修正など、具体的な対策方法を報告書に明記いたします。

継続・運用

Q修正後の再診断もやってくれる?
はい。報告書提出後1か月以内であれば、1回のみ無償で再診断を実施いたします。修正内容が適切に反映されているか確認できます。

実装・運用面

Q診断に際して社内の対応業務は?
当社からのアクセスをアタックと判断してIPS/WAF等のセキュリティ機器が通信を遮断してしまうことを防ぐため、事前に当社からのアクセス元IPアドレスを許可(ホワイトリスト登録)していただく設定作業をお願いしております。